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2025-04-03

海外ニュース

ブルックスビーが第3セットのタイブレーク3-6から勝利をもぎ取り大会史上もっとも低いランキングで準々決勝へ「まだ少しショックを受けている」 [US男子クレーコート選手権]

テニスマガジン編集部

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写真はジェンソン・ブルックスビー（アメリカ）（Getty Images）

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　ATPツアー公式戦「Fayez Sarofim ＆ Co. US男子クレーコート選手権」（ATP250／アメリカ・テキサス州ヒューストン／3月31日～4月6日／賞金総額71万735ドル／クレーコート）の男子シングルス2回戦で、予選勝者のジェンソン・ブルックスビー（アメリカ）が第3シードのアレハンドロ・タビロ（チリ）に3-6 6-4 7-6(6)で逆転勝利をおさめてベスト8進出を決めた。

　上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、タビロはこの試合が初戦だった。ワンブレーク差でセットを分け合ったあとブルックスビーは第3セット4-5からブレークバックに成功し、もつれ込んだタイブレーク3-6から最後の5ポイントを連取して2時間49分で勝利をもぎ取った。

　昨年末に自閉スペクトラム症を患っていることを公表した元世界ランク33位で24歳のブルックスビーは手首の手術やドーピングの規則違反で出場亭処分を受けるなどして長期離脱を余儀なくされていたため507位で今週を迎えており、大会史上もっともランキングの低い準々決勝進出者となった。

「まだ少しショックを受けている。流れが行ったり来たりする試合だった」とブルックスビーは試合後のオンコートインタビューで語った。

「彼（タビロ）が素晴らしい選手だということは知っていたし、バトルになることはわかっていた。ここでプレーした最初の試合（予選1回戦）を思い出したよ。最後のポイントまで絶対に諦めてはいけないんだ」

　ブルックスビーは次のラウンドで、予選勝者のコランタン・デノリ（フランス）を6-3 6-3で破って勝ち上がったアレクサンダー・コバチェビッチ（アメリカ）と対戦する。

　そのほかの試合では第1シードのトミー・ポール（アメリカ）が1セットダウンから巻き返してワイルドカード（主催者推薦枠）で出場した2019年大会チャンピオンのクリスチャン・ガリン（チリ）を2-6 6-2 7-6(5)で倒し、予選勝者のコルトン・スミス（アメリカ）はワイルドカードを得て参戦した同胞のイーサン・クイン（アメリカ）を6-3 6-4で退け、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

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写真◎Getty Images

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