ペグラがツアーレベルのクレーコート大会初優勝「凄く特別なこと」 [WTAチャールストン]

写真はツアーレベルのクレーコート大会初優勝を飾ったジェシカ・ペグラ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「クレジット・ワン・チャールストン・オープン」(WTA500/アメリカ・サウスカロライナ州チャールストン/3月31日~4月6日/賞金総額106万4510ドル/クレーコート)の女子シングルス決勝で、第1シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)がソフィア・ケニン(アメリカ)との地元勢対決を6-3 7-5で制して今季2勝目を挙げた。

 31歳のペグラがWTAツアーの同種目でタイトルを獲得したのは3月のオースティン以来でキャリア8度目(準優勝10回)だが、クレーコートでは初となる。

 3-3から2度連続で相手のサービスゲームを破って第1セットを先取したペグラは第2セット1-5から3つのセットポイントを凌いだ末にキープし、最終的に最後の6ゲームを連取して1時間26分で勝利を決めた。

 同大会のシングルス決勝をアメリカ人同士が争ったのは、マルチナ・ナブラチロワ(アメリカ)がジェニファー・カプリアティ(アメリカ)に勝った1990年大会以来だった。

「初めてクレーコートでタイトルを獲ることができて本当にクールだわ。ここチャールストンで勝てたのは凄く特別なことだと思う」とペグラは試合後に語った。

「(幼少期の数年間を過ごした)ヒルトンヘッドから昔通っていたアカデミーのコーチや古い友人など多くの人たちが観にきてくれて、比較的近くに住んでいる祖父母と叔父や叔母も応援してくれた。だからそのすべてが本当に特別なの」

 今季の女子ツアー首位となるマッチ25勝目を挙げたペグラはココ・ガウフ(アメリカ)を抜いて世界ランク3位に浮上し、アメリカ勢のトップに立つことが確実となった。

 先に行われたダブルス決勝では、今大会で初めてペアを組んだ第1シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)/エリン・ロウトリフ(ニュージーランド)が第3シードのキャロライン・ドラハイド/デザレー・クラブチェク(ともにアメリカ)を6-4 6-2で下して栄冠に輝いた。


女子ダブルスで優勝を飾ったエレナ・オスタペンコ(ラトビア/右)とエリン・ロウトリフ(ニュージーランド)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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