ペグラがアレクサンドロワに競り勝ちクレーコート大会での初優勝に王手、決勝はケニンとの地元アメリカ勢対決に [WTAチャールストン]

写真はジェシカ・ペグラ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「クレジット・ワン・チャールストン・オープン」(WTA500/アメリカ・サウスカロライナ州チャールストン/3月31日~4月6日/賞金総額106万4510ドル/クレーコート)の女子シングルス準決勝で第1シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)が第9シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)に6-2 2-6 7-5で競り勝ち、クレーコート大会での初優勝に王手をかけた。

 5-0と好スタートを切って第1セットを先取したペグラは2-3から2度連続でサービスダウンを喫して第2セットを取り返されたが、3度ずつブレークし合って迎えた第3セット4-5から最後の3ゲームを連取して2時間20分で勝利をもぎ取った。

 ふたりはこれが4度目の対決だったが、クレーコートで連勝したペグラが2勝2敗のタイに追いついた。ペグラは同大会の準決勝で2023年から2連敗を喫していたが、3度目のチャンスで初勝利を挙げた。

「彼女(アレクサンドロワ)とプレーしたここ2試合(2024年マイアミと2025年ドーハの準々決勝)も同じような展開だった。第1セットでいいプレーしたあと彼女が巻き返し、いつもなら私が第3セットで負けるのがパターンなの。今日はその流れを覆すことができてうれしい」とペグラは試合後に語った。

「エカテリーナは本当にいい選手よ。彼女が多くのトップ選手に勝っているのには理由がある。しっかりとボールを打つし、サービスとリターンもいいから手強い相手だわ」

 ペグラは今季4度目の決勝で、第8シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)が第1セット2-5の時点で右股関節のケガを理由に棄権したため勝ち上がったソフィア・ケニン(アメリカ)と対戦する。

 同大会のシングルス決勝をアメリカ人同士が争うのは、マルチナ・ナブラチロワ(アメリカ)がジェニファー・カプリアティ(アメリカ)に勝った1990年大会以来となる。

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写真◎Getty Images

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