アルカラスがフィスに逆転勝利で準決勝へ「相手のミスを最大限に生かしてチャンスを待とうとした」 [モンテカルロ・マスターズ]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(ATP1000/モナコ・モンテカルロ/4月6~13日/賞金総額683万2435ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が1セットダウンから巻き返して第12シードのアルトゥール・フィス(フランス)を4-6 7-5 6-3で退けベスト4進出を決めた。

 4-4から3度目のサービスダウンを喫して第1セットを落としたアルカラスは5-5の0-40から奮起した末に2ゲームを連取して第2セットを取り返し、第3セット1-3から最後の5ゲームを連取して2時間23分で勝利をもぎ取った。

「今の彼(フィス)はレベルが高く、相手にかなりのプレッシャーをかけてくる。今日もそれを感じたけど、ミスを犯す場面が何度かあったからそれを最大限に生かしてチャンスを待とうとした。第2セット(5-5から)ではブレークポイントをセーブし、(6-5から)唯一のチャンスをものにすることができた」とアルカラスは試合を振り返った。

「第3セットはとにかくいいテニスをしようと考えていた。先にブレークされたときはアグレッシブにプレーし続け、メンタル的にもフィジカル的にも強くいようと心掛けていたよ」

 アルカラスは次のラウンドで、アレクセイ・ポプリン(オーストラリア)とのノーシード対決を6-3 6-2で制して勝ち上がったアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、アレックス・デミノー(オーストラリア)とロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)の顔合わせとなった。第8シードのデミノーが第15シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を6-0 6-0で圧倒し、第13シードのムゼッティはディフェンディング・チャンピオンで第6シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)に1-6 6-3 6-4で逆転勝利をおさめた。

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写真◎Getty Images

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