内島萌夏がシード選手として出場したツアー大会のシングルス初勝利で大会白星デビュー [WTAルーアン]

写真は2024年フレンチ・オープンでの内島萌夏(安藤証券)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「CAPFINANCESオープン・ルーアン・メトロポール」(WTA250/フランス・ルーアン/4月14~20日/賞金総額27万7094ドル/室内クレーコート)の女子シングルス1回戦で、第5シードの内島萌夏(安藤証券)がヌリア・ブランカッチョ(イタリア)に3-6 6-2 6-1で逆転勝利をおさめた。

 今季初めてクレーコートでプレーした内島はワンブレーク差で第1セットを落としたが、常に先行した続く2セットで3ゲームしか落とさず1時間45分で大会白星デビューを飾った。

 同大会に初めて出場した23歳の内島は、シード選手として本戦入り。内島は前週末に行われた女子テニスの国別対抗戦「ビリージーンキングカップ by ゲインブリッジ」ファイナルズ予選グループA(東京・有明コロシアム/室内ハードコート)に日本のエースとして出場し、シングルス2勝を挙げて母国のファイナルズ進出に貢献した。

 両者は今回が初顔合わせ。ブランカッチョは予選決勝で敗れたが、カミラ・ラヒモワ(ロシア)が体調不良で棄権したためラッキールーザーで本戦入りが決まっていた。

 シード選手として出場したツアー大会で初勝利を挙げた内島は次のラウンドで、ロイ・ボワソン(フランス)と対戦する。ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したボワソンは前日に行われた1回戦で、ハリエット・ダート(イギリス)を6-0 6-3で下して勝ち上がった。

 内島は青山修子(フリー)とのペアでダブルスにもエントリーしており、同日にアレクサンドラ・クルニッチ(セルビア)/サブリナ・サンタマリア(アメリカ)に対する初戦を戦う予定になっている。

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写真◎Getty Images

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