オスタペンコが2回戦でナバーロにフルセット勝利、次は過去5戦全勝のシフィオンテクとクレーコートで初対決 [WTAシュツットガルト]

写真は女子シングルス1回戦でのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ポルシェ・テニス・グランプリ」(WTA500/ドイツ・バーデン ヴュルテンベルク州シュツットガルト/4月14~21日/賞金総額106万4510ドル/室内クレーコート)の女子シングルス2回戦で、エレナ・オスタペンコ(ラトビア)が第7シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)を7-5 3-6 6-2で振りきり8強入りを決めた。

 5-5から3度目のブレークに成功して第1セットを先取したオスタペンコは2-3からサービスダウンを喫して第2セットを取り返されたが、第3セット2-0から2-2に追いつかれたあと最後の4ゲームを連取して2時間18分で勝利をもぎ取った。

「彼女(ナバーロ)は素晴らしい選手だわ。とても安定していてほとんどミスをしないから、彼女とプレーするのは難しかった。最後のポイントまで戦っていた」とオスタペンコは試合後にコメントした。

 2017年フレンチ・オープン優勝者のオスタペンコは次のラウンドで、前日に予選勝者のヤナ・ファット(クロアチア)を6-2 6-2で破って勝ち上がった2022年&23年大会チャンピオンで第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。

 ふたりは過去5戦してオスタペンコが全勝しているが、クレーコートでは初対決となる。

「とにかく自分のやるべきことをやるだけよ。アグレッシブにプレーし、自分のプレーをやり続けることね。私は常に素晴らしい選手たちと戦う準備ができている」とオスタペンコは次戦を見据えた。

 そのほかの試合では第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)、第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)、第4シードのココ・ガウフ(アメリカ)、第5シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)、エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 ペグラがマグダレナ・フレッヒ(ポーランド)を6-1 6-1で下し、ガウフがラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のエラ・ザイデル(ドイツ)を6-1 6-1で退け、パオリーニがワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したユレ・ニーマイヤー(ドイツ)を6-1 7-5で倒し、アレクサンドロワが第6シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)との同胞対決を6-3 6-2で制し、サバレンカはアナスタシア・ポタポワ(ロシア)が手首のケガを理由に棄権したため不戦勝で2回戦を突破した。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ペグラとガウフはこの試合が初戦だった。準々決勝ではサバレンカがエリース・メルテンス(ベルギー)と、ペグラがアレクサンドロワと、ガウフはパオリーニと顔を合わせる。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles