内島萌夏が2回戦で2022年大会優勝者ジャバーを倒す番狂わせ、WTA1000大会本戦で初の連勝 [マドリッド・オープン]

写真は内島萌夏(安藤証券)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTA1000/スペイン・マドリッド/4月25日~5月7日/賞金総額896万3700ドル/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、内島萌夏(安藤証券)が2022年大会チャンピオンで第26シードのオンス・ジャバー(チュニジア)を4-6 6-3 6-4で倒す番狂わせを演じた。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、ジャバーはこの試合が初戦だった。ワンブレーク差でセットを分け合ったあと内島が第3セットで3-1とリードし、残りのサービスゲームをきっちりキープして1時間52分で勝利を決めた。

 同大会に2年ぶりの出場となる23歳の内島は、ダイレクトインで初の本戦入り。初参戦だった2023年は、予選1回戦でアンナ レナ・フリードサム(ドイツ)に6-7(3) 1-6で敗れていた。

 この結果で内島は、ジャバーとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は昨年7月にウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の1回戦で一度顔を合わせており、ジャバーが6-3 6-1で勝っていた。

 2月にドバイ(WTA1000/ハードコート)の1回戦でエレナ・オスタペンコ(ラトビア)に6-3 6-3で勝っていた内島は世界ランク30位以内の選手から2勝目を挙げ、WTA1000大会本戦で初の連勝を飾った。

 今大会での内島は1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したロビン・モンゴメリー(アメリカ)を1-6 6-4 6-3で破り、大会初勝利を挙げていた。

 内島は3回戦で、第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)とエバ・リス(ドイツ)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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