アラブの星ジャバーがペグラが倒してキャリア最大のタイトルを獲得 [マドリッド・オープン]

写真はキャリア最大のタイトルを獲得したオンス・ジャバー(チュニジア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTA1000/スペイン・マドリッド/4月28日~5月7日/賞金総額657万5560ドル/クレーコート)の女子シングルス決勝で、第8シードのオンス・ジャバー(チュニジア)が第12シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を7-5 0-6 6-2で下してチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間54分。

 27歳のジャバーがWTA1000大会で決勝に進出したのはこれが初めてだったが、昨年6月のバーミンガム(WTA250/グラスコート)以来となるツアー2勝目(準優勝4回)を挙げた。

 この結果でジャバーは、ペグラとの対戦成績を3勝2敗と勝ち越した。今シーズンは2月にドバイ(WTAプレミア5/ハードコート)の2回戦で顔を合わせ、ジャバーが6-3 6-1で勝っていた。

 今大会でのジャバーは1回戦でジャスミン・パオリーニ(イタリア)を7-6(9) 6-1で、2回戦で予選勝者のバルバラ・グラチェワ(ロシア)を7-5 0-6 6-4で、3回戦で第11シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)を6-2 3-6 6-2で、準々決勝でシモナ・ハレプ(ルーマニア)を6-3 6-2で、準決勝では予選勝者のエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)を6-2 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 ペグラもまたシングルスではWTA1000大会で初の決勝を戦ったが、2019年8月のワシントンDC(WTAインターナショナル/ハードコート)以来のツアー2勝目にあと一歩届かなかった。

 これに先立ち行われたダブルス決勝では、第2シードのガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)/ジュリアーナ・オルモス(メキシコ)が第3シードのデザレー・クラブチェク(アメリカ)/デミ・シヒュース(オランダ)に7-6(1) 5-7 [10-7]で競り勝ちコンビ初優勝を飾った。


女子ダブルスで優勝を飾ったガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ/右)とジュリアーナ・オルモス(メキシコ)(Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles