17歳でW100大会初参戦の園部八奏が国際プロ大会初優勝、柴原瑛菜はグオ・ハンユーとのダブルスでタイトルを獲得 [W100安藤証券オープン東京]

写真は女子シングルスで優勝を飾った園部八奏(与野テニスクラブ/左)と準優勝の柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)(写真提供◎安藤証券オープン東京2025、撮影◎JET田中)


 国内で開催される国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「安藤証券オープン東京」(ITFワールドテニスツアーW100/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦4月22~27日/賞金総額10万ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で17歳の園部八奏(与野テニスクラブ)が第5シードの柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)を6-4 6-7(1) 6-3で振りきり、国際プロ大会初優勝を飾った。試合時間は2時間25分。

 ワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取りW100大会に初めて出場した全豪ジュニア優勝者でジュニア世界ランク2位の園部がITFツアーで決勝に進出したのは6度目(シングルス4回、ダブルス2回)だったが、初勝利を挙げた。

 今大会での園部は1回戦でラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)の輿石亜佑美(フリー)を6-4 6-1で、2回戦で予選勝者のジュ・リン(中国)を6-2 4-6 7-5で、準々決勝でアリアンヌ・ハトーノ(オランダ)を6-2 6-3で、準決勝では第6シードのタリア・ギブソン(オーストラリア)を7-5 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 2年連続で準優勝に終わった柴原は引き続きグオ・ハンユー(中国)とのペアで第1シードとして出場していたダブルスの決勝に臨み、マナンチャヤ・サワンカエウ/ランラーナ・タラルディー(ともにタイ)を5-7 7-6(1) [10-5]で倒してタイトルを獲得した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

大会最終日◎4月27日|試合結果

女子シングルス決勝

○18園部八奏(日本/与野テニスクラブ)[WC] 6-4 6-7(1) 6-3 ●16柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)[5]

女子ダブルス決勝

○1グオ・ハンユー/柴原瑛菜(中国/橋本総業ホールディングス)[1] 5-7 7-6(1) [10-5] ●11マナンチャヤ・サワンカエウ/ランラーナ・タラルディー(タイ)


左から女子ダブルス優勝のグオ・ハンユー(中国)、柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)、準優勝のランラーナ・タラルディー(タイ)、マナンチャヤ・サワンカエウ(タイ)(写真提供◎安藤証券オープン東京2025、撮影◎JET田中)

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写真提供◎安藤証券オープン東京2025、撮影◎JET田中

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