アレクサンドロワを倒した内島萌夏が3試合連続シード撃破でベスト8進出 [マドリッド・オープン]

写真は内島萌夏(安藤証券)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTA1000/スペイン・マドリッド/4月25日~5月7日/賞金総額896万3700ドル/クレーコート)の女子シングルス4回戦で、内島萌夏(安藤証券)が第21シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)を6-4 7-6(5)で振りきりベスト8進出を果たした。

 常に先行しながらワンブレーク差で第1セットを先取した内島は第2セット5-3から5-5に追いつかれたが、もつれ込んだタイブレークで迎えた最初のマッチポイントでフォアハンドのリターンウィナーを決めて1時間37分で勝利をもぎ取った。

 同大会に2年ぶりの出場となる23歳の内島は、ダイレクトインで初の本戦入り。初参戦だった2023年は、予選1回戦でアンナ レナ・フリードサム(ドイツ)に6-7(3) 1-6で敗れていた。

 両者は今回が初顔合わせ。この試合は前日に行われる予定だったが、スペインとポルトガルの一部地域で大規模な停電が発生した影響で延期となっていた。

 今大会での内島は1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したロビン・モンゴメリー(アメリカ)を1-6 6-4 6-3で、2回戦では2022年大会優勝者で第26シードのオンス・ジャバー(チュニジア)を4-6 6-3 6-4で、3回戦では第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-3 6-2で破って16強入りを決めていた。

 内島は次のラウンドで、第17シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と対戦する。スビトリーナは4回戦で、マリア・サカーリ(ギリシャ)を6-3 6-4で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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