シフィオンテクがシュナイダーにフルセット勝利、内島萌夏はノーシードで唯一の8強入り [マドリッド・オープン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTA1000/スペイン・マドリッド/4月25日~5月7日/賞金総額896万3700ドル/クレーコート)の女子シングルス4回戦で、第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第13シードのディアナ・シュナイダー(ロシア)を6-0 6-7(3) 6-4で振りきり8強入りを決めた。

 僅か22分で第1セットを先取したシフィオンテクは競り合いとなった第2セットをタイブレークの末に取り返されたが、第3セット2-2からブレークしたリードを最後まで守りきって2時間34分で勝利をもぎ取った。

 ディフェンディング・チャンピオンのシフィオンテクは次のラウンドで、第19シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)を6-2 6-3で破って勝ち上がった第5シードのマディソン・キーズ(アメリカ)と対戦する。

 ふたりは1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の準決勝で対決してキーズが5-7 6-3 7-6(10-8)で競り勝ったが、昨年の同大会準決勝を含むクレーコートでの3試合はすべてシフィオンテクがストレートで勝っている。

 そのほかの試合では2021年&23年大会優勝者で第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)、第17シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、第24シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)、日本の内島萌夏(安藤証券)が勝利をおさめ、ベスト8が出揃った。

 内島は第21シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)を6-4 7-6(5)で倒して3試合連続でシードダウンを演じ、ノーシードで唯一勝ち残った。

 トップハーフ(ドローの上半分)の準々決勝ではサバレンカがコスチュクと、スビトリーナは内島と顔を合わせる。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles