約9年半ぶりにWTA125大会参戦の大坂なおみが産休から復帰後初優勝、クレーコートでの初タイトルを獲得 [WTA125サン マロ]

写真はムトゥア・マドリッド・オープンでの大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 WTAツアー下部大会「サン マロ・オープン」(WTA125/フランス・サン マロ/4月28日~5月4日/賞金総額11万5000ドル/クレーコート)の女子シングルス決勝で第2シードの大坂なおみ(フリー)がカーヤ・ユバン(スロベニア)を6-1 7-5で退け、産休から復帰後の初優勝を飾った。試合時間は1時間23分。

 同大会に初めて出場した27歳の大坂は、ワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取り約9年半ぶりにWTA125大会に参戦。大坂は現在開催中のマドリッド(WTA1000/クレーコート)でクレーコートシーズンをスタートしたが、1回戦でルチア・ブロンゼッティ(イタリア)に4-6 6-2 4-6で敗れていた。

 両者は今回が初顔合わせ。大坂が国際大会でタイトルを獲得したのは2021年1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)以来でキャリア8度目だが、ツアーレベル以外では初となる。

 今大会での大坂は1回戦で2021年ジュニア世界ナンバーワンのペトラ・マルシンコ(クロアチア)を6-2 6-1で、2回戦でディアン・パリー(フランス)を2-6 6-3 6-4で、準々決勝で2020年全仏ジュニア優勝者のエルサ・ジャクモ(フランス)を6-3 6-4で、準決勝ではレオリア・ジャンジャン(フランス)を6-2 4-6 6-0で破ってクレーコートではキャリア初となる決勝進出を決めていた。

 昨年1月に第一子となる娘の出産を経て復帰した元世界ランク1位の大坂は2024年シーズンにビリージーンキングカップとオリンピックを含む19大会でプレーし、22勝18敗(予選を含む)の戦績を残した。

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写真◎Getty Images

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