サバレンカが2023年大会2回戦で敗れたケニンに逆転勝利で16強入り「難しい試合だった」 [イタリア国際]

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ/5月6~18日/賞金総額691万1032ドル/クレーコート)の女子シングルス3回戦で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第31シードのソフィア・ケニン(アメリカ)に3-6 6-3 6-3で逆転勝利をおさめた。

 4度ずつブレークし合ってセットを分け合ったあとサバレンカは第3セット2-0から2-2に追いつかれたが、第6ゲームでふたたび突き放すと残りのサービスゲームをきっちりキープして2時間13分で試合を締めくくった。

 前週末に終了したマドリッドで2年ぶり3度目の優勝を飾ったサバレンカは、連勝を「8」に伸ばした。ケニンは2023年の同大会2回戦でサバレンカに7-6(4) 6-2で勝っていたが、直接対決の戦績はサバレンカの4勝1敗となった。

「自分自身に厳しく臨んでいた。難しい試合だった」とサバレンカは試合後のオンコートインタビューで語った。

「彼女は第1セットで素晴らしいテニスをしていた。見事な戦いぶりだったし、この試合に勝つことができて本当にうれしいわ」

 サバレンカは次のラウンドで、第24シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)を6-4 6-2で破って勝ち上がったマルタ・コスチュク(ウクライナ)と対戦する。

 そのほかの試合では第4シードのココ・ガウフ(アメリカ)、第7シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)、第8シードのジェン・チンウェン(中国)、第22シードのクララ・タウソン(デンマーク)、エマ・ラドゥカヌ(イギリス)、ビアンカ・アンドレスク(カナダ)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。

 タウソンが1セットダウンから巻き返して第10シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)に3-6 6-0 6-4で競り勝ったほか、第26シードのマグダレナ・フレッヒ(ポーランド)、第30シードのリンダ・ノスコバ(チェコ)、第32シードのマグダ・リネッテ(ポーランド)がそれぞれシード対決に敗れ、2019年USオープン優勝者のアンドレスクは第11シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)を6-2 6-4で倒してシードダウンを演じた。

 トップハーフ(ドローの上半分)の4回戦ではガウフがラドゥカヌと、アンドレエワがタウソンと、ジェンはアンドレスクと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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