大坂なおみは初対決のスターンズに競り負け2年連続4回戦敗退 [イタリア国際]

写真は大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNLイタリア国際」(WTA1000/イタリア・ローマ/5月6~18日/賞金総額691万1032ドル/クレーコート)の女子シングルス4回戦で、世界ランク48位の大坂なおみ(フリー)は同42位のペイトン・スターンズ(アメリカ)に4-6 6-3 6-7(4)で競り負けた。試合時間は2時間41分。

 第3ゲームでサービスダウンを喫して第1セットを落とした大坂は4-3から初のブレークに成功して第2セットを取り返したが、スターンズが一進一退でもつれ込んだ第3セットのタイブレーク2-4から最後の5ポイントを連取して2時間41分で勝利をもぎ取った。

 同大会に2年連続6度目の出場となる27歳の大坂は、2019年のベスト8が最高成績。3年ぶりにプレーした昨年は、4回戦でジェン・チンウェン(中国)に2-6 4-6で敗れていた。

 両者は今回が初顔合わせ。大坂は前週のサン マロ(WTA125/クレーコート)で産休から復帰後の初優勝を飾っていたが、連勝は「8」でストップした。

 今大会での大坂は1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したサラ・エラーニ(イタリア)を6-2 6-3で、2回戦でラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)を2-6 7-5 6-1で、3回戦ではマリー・ブーズコバ(チェコ)を4-6 6-3 6-3で破って2年連続となる16強入りを決めていた。

 昨年1月に第一子となる娘の出産を経て復帰した元世界ナンバーワンの大坂は2024年シーズンにビリージーンキングカップとオリンピックを含む19大会でプレーし、22勝18敗(予選を含む)の戦績を残した。

 スターンズは準々決勝で、第16シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と第29シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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