エラーニ/パオリーニが女子ダブルスで2年連続地元優勝、パオリーニは単複2冠の快挙 [イタリア国際]

写真は女子ダブルスで2連覇を達成したサラ・エラーニ(イタリア/左)とジャスミン・パオリーニ(イタリア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ/5月6~18日/賞金総額691万1032ドル/クレーコート)の女子ダブルス決勝で、第3シードのサラ・エラーニ/ジャスミン・パオリーニ(ともにイタリア)が2022年WTAファイナルズ優勝ペアのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)/エリース・メルテンス(ベルギー)を6-4 7-5で倒して2連覇を達成した。

 0-4から6ゲームを連取して第1セットを先取したエラーニ/パオリーニは第2セットも0-4から巻き返し、4-4からサービスダウンを喫したあと最後の3ゲームを連取して1時間45分で歓喜の瞬間を迎えた。

 パリ五輪金メダルペアのエラーニ/パオリーニがWTAツアーでタイトルを獲得としたのは、2月のドーハ(WTA1000/ハードコート)以来で6度目(準優勝2回)となる。

 29歳のパオリーニは前日に第6シードで出場していた女子シングルスの決勝で第4シードのココ・ガウフ(アメリカ)を6-4 6-2で下して40年ぶりのイタリア人チャンピオンに輝いており、単複2冠を達成した。

 今大会でのエラーニ/パオリーニは1回戦でジアン・シンユー(中国)/ウー・ファンシェン(台湾)を6-3 6-4で、2回戦でレイラ・フェルナンデス(カナダ)/ユリア・プティンセバ(カザフスタン)を6-4 4-6 [10-7]で、準々決勝でワイルドカード(主催者推薦枠)のアレクサンドラ・エアラ(フィリピン)/ココ・ガウフ(アメリカ)を7-5 3-6 [10-7]で、準決勝ではパリ五輪決勝で戦った第6シードのミルラ・アンドレエワ/ディアナ・シュナイダー(ともにロシア)を6-4 6-4で破って決勝進出を決めていた。


女子ダブルスで2連覇を達成したサラ・エラーニ(イタリア/右)とジャスミン・パオリーニ(イタリア)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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