アバネシアンの欠場で最上位選手となったオソリオが逆転勝利で2回戦へ [WTAラバト]

写真は2024年フレンチ・オープンでのカミラ・オソリオ(コロンビア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ラーラ・メリヤム王女殿下グランプリ」(WTA250/モロッコ・ラバト/5月19~24日/賞金総額27万5094ドル/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、第2シードのカミラ・オソリオ(コロンビア)がエリザベッタ・コッチャレット(イタリア)に2-6 6-3 6-2で逆転勝利をおさめた。

 立ち上がりに2度連続でサービスダウンを喫して第1セットを落としたオソリオは1-0から初のブレークに成功して第2セットを取り返し、第3セットで相手のサービスゲームを2度破って1時間55分で試合を締めくくった。

 世界ランク40位のエリナ・アバネシアン(アルメニア)が体調不良で棄権したため、同50位のオソリオが最上位の選手となる。

 オソリオは次のラウンドで、カミラ・ラヒモワ(ロシア)とジル・タイヒマン(スイス)の勝者と対戦する。

 この日プレーしたオソリオ以外のシード勢は第4シードのアン・リー(アメリカ)、第9シードのケイティ・ボリネッツ(アメリカ)、第10シードのジェシカ・ボウサス マネイロ(スペイン)が2回戦に駒を進めたが、第3シードのルチア・ブロンゼッティ(イタリア)と第5シードのビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)は敗れた。

 ゼイネップ・ソンメス(トルコ)がブロンゼッティを6-2 6-1で退け、アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)はトモバを7-5 4-6 6-3で倒してそれぞれシードダウンを演じた。

 そのほかの試合ではヘイリー・バティスト(アメリカ)、ジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)、予選勝者のタティアナ・ピエリ(イタリア)が初戦を突破した。

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写真◎Getty Images

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