錦織が第2セット途中で雨により順延した2回戦を再開前に棄権したためハチャノフが準々決勝へ [ジュネーブ・オープン]

写真はムトゥア・マドリッド・オープンでの錦織圭(ユニクロ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ゴーネット・ジュネーブ・オープン」(ATP250/スイス・ジュネーブ/5月18~24日/賞金総額59万6035ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、元世界ランク4位の錦織圭(ユニクロ)が第2セット途中(錦織から5-7 5-2)で腰のケガを理由に棄権したため第4シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)がベスト8に進出した。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ハチャノフはこの試合が初戦だった。試合は前日に錦織が第2セット5-2とリードした時点で雨により中断し、水曜日のセンターコート第2試合で再開される予定だった。

 同大会に8年ぶりの出場となる35歳の錦織は、ダイレクトインで本戦入り。初参戦だった2017年は第2シードから2試合を勝ち上がり、準決勝でミーシャ・ズベレフ(ドイツ)に4-6 6-3 3-6で敗れはしたが4強入りした。

 両者はこれが8度目の対決だったが、錦織は2017年&18年ハレ(ATP500/グラスコート)の2回戦以来となる3敗目を喫した。直近のクレーコートでは2021年6月にフレンチ・オープン(フランス・パリ)の2回戦で顔を合わせ、錦織が4-6 6-2 2-6 6-4 6-4で勝っていた。

 今大会での錦織は1回戦で、19歳のラーナー・ティエン(アメリカ)を4-6 6-4 6-4で破って勝ち上がっていた。

 2025年シーズンの錦織はデビスカップを含む7大会でプレーし、1月の香港(ATP250/ハードコート)で準優勝を飾るなど12勝9敗の戦績で今大会を迎えていた。

 ハチャノフは準々決勝で、ヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)と予選から勝ち上がってきたセバスチャン・オフナー(オーストリア)の勝者と対戦する。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles