勝負強さを発揮した日比野菜緒が2試合連続の逆転勝利で本戦入り、本玉真唯は1日遅れの予選2回戦で逆転負け [フレンチ・オープン]

写真は予選2回戦での日比野菜緒(ブラス)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/予選5月19日~、本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の女子予選決勝で、日比野菜緒(ブラス)が第12シードのエラ・ザイデル(ドイツ)に2-6 7-5 6-4で逆転勝利をおさめて本戦入りを決めた。

 2度サービスダウンを喫して第1セットを落とした日比野は5-5から3度目のブレークに成功して第2セットを取り返し、第3セット1-1から7ゲーム連続でサービスダウンが続いて迎えたサービング・フォー・ザ・マッチをキープして3時間8分で競り勝った。

 同大会に10年連続出場(2018~19年、22年の予選敗退を含む)となる30歳の日比野は、2020年と21年にシングルス本戦で1勝ずつをマーク。ダイレクトインだった昨年は、1回戦でベルナルダ・ペラ(アメリカ)に2-6 0-6で敗れていた。

 今週の日比野は月曜日の1回戦でアンドレア・ラザロ ガルシア(スペイン)を7-6(4) 6-4で、前日に行われた2回戦ではマッチポイントを凌いだ末に2019年USオープン優勝者で第17シードのビアンカ・アンドレスク(カナダ)を2-6 7-6(5) 6-4で破って勝ち上がっていた。

 本玉真唯(安藤証券)は雨で延期となっていた女子予選2回戦に臨んだが、第22シードのフランチェスカ・ジョーンズ(イギリス)に6-2 3-6 4-6で逆転負けを喫した。

 フレンチ・オープン予選は男女ともシングルス128ドローで争われ、3試合を勝ち抜いた各16名が本戦への出場権を手にする。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

予選4日目◎5月22日|女子

女子予選決勝◎試合結果|日本人選手

○93日比野菜緒(日本/ブラス)2-6 7-5 6-4 ●89エラ・ザイデル(ドイツ)[12]

女子予選2回戦◎試合結果|日本人選手

●118本玉真唯(日本/安藤証券)6-2 3-6 4-6 ○120フランチェスカ・ジョーンズ(イギリス)[22]

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写真◎Getty Images

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