シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」（フランス・パリ／本戦5月25日～6月8日／クレーコート）の組み合わせ抽選が行われ、元世界ランク4位の錦織圭（ユニクロ）は男子シングルス1回戦でカルロス・アルカラス（スペイン）と初対決することになった。

　同大会に2年連続14回目（2008年の予選敗退を含む）の出場となる35歳の錦織は、3度のベスト8（2015年、17年、19年）がこれまでの最高成績。2021年シーズン以来のグランドスラム参戦だった昨年は、ベン・シェルトン（アメリカ）に対する2回戦を肩の痛みにより第2セット終了後に棄権していた。

　男子の日本勢は錦織以外に西岡良仁（ミキハウス）がダイレクトインしており、初戦の対戦相手は第25シードのアレクセイ・ポプリン（オーストラリア）に決まった。

　男子のトップシードはドーピング違反による3ヵ月の出場停止処分から復帰後2戦目となるヤニク・シナー（イタリア）、ディフェンディング・チャンピオンのアルカラスが第2シード、前年の決勝で惜敗したアレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）が第3シード、昨年のUSオープン（アメリカ・ニューヨーク／ハードコート）で準優勝を飾ったテイラー・フリッツ（アメリカ）は第4シードとなっている。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、WCはワイルドカード（主催者推薦枠）

男子シングルス1回戦◎組み合わせ｜シード選手＆日本人選手

1ヤニク・シナー（イタリア）[1] vs 2アルトゥール・リンデルネック（フランス）

8アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ（スペイン）[26] vs 7予選勝者またはラッキールーザー（欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手）

-----

9アンドレイ・ルブレフ（ロシア）[17] vs 10予選勝者またはラッキールーザー（欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手）

16アルトゥール・フィス（フランス）[14] vs 15ニコラス・ジャリー（チリ）

-----

17アレックス・デミノー（オーストラリア）[9] vs 18ラスロ・ジェレ（セルビア）

24ヤクブ・メンシク（チェコ）[19] vs 23アレクサンドル・ミュレー（フランス）

-----

25フベルト・フルカチュ（ポーランド）[30] vs 26ジョアン・フォンセカ（ブラジル）

32ジャック・ドレイパー（イギリス）[5] vs 31マッティア・ベルッチ（イタリア）

----------

33アレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）[3] vs 34ラーナー・ティエン（アメリカ）

40フェリックス・オジェ アリアシム（カナダ）[29] vs 39マッテオ・アルナルディ（イタリア）

-----

41フランシスコ・セルンドロ（アルゼンチン）[18] vs 42ガブリエル・ディアロ（カナダ）

48グリゴール・ディミトロフ（ブルガリア）[16] vs 47予選勝者またはラッキールーザー（欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手）

-----

49ダニール・メドベージェフ（ロシア）[11] vs 50キャメロン・ノリー（イギリス）

56ユーゴ・アンベール（フランス）[22] vs 55クリストファー・オコネル（オーストラリア）

-----

57デニス・シャポバロフ（カナダ）[27] vs 58ペドロ・マルチネス（スペイン）

64ノバク・ジョコビッチ（セルビア）[6] vs 63マッケンジー・マクドナルド（アメリカ）

---------------

65ロレンツォ・ムゼッティ（イタリア）[8] vs 66予選勝者またはラッキールーザー（欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手）

72ブランドン・ナカシマ（アメリカ）[28] vs 71マリアーノ・ナボーネ（アルゼンチン）

-----

73トマーシュ・マハーチュ（チェコ）[21] vs 74カンタン・アリス（フランス）

80オルガ・ルーネ（デンマーク）[10] vs 79ロベルト・バウティスタ アグート（スペイン）

-----

81フランシス・ティアフォー（アメリカ）[15] vs 82ロマン・サフィウリン（ロシア）

88セバスチャン・コルダ（アメリカ）[23] vs 87ルチアーノ・ダルデリ（イタリア）

-----

89アレックス・ミケルセン（アメリカ）[32] vs 90予選勝者またはラッキールーザー（欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手）

96テイラー・フリッツ（アメリカ）[4] vs 95ダニエル・アルトマイヤー（ドイツ）

----------

97キャスパー・ルード（ノルウェー）[7] vs 98予選勝者またはラッキールーザー（欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手）

104アレクセイ・ポプリン（オーストラリア）[25] vs 103西岡良仁（日本／ミキハウス）

-----

105カレン・ハチャノフ（ロシア）[24] vs 106アレクサンダー・ブキッチ（オーストラリア）

112トミー・ポール（アメリカ）[12] vs 111予選勝者またはラッキールーザー（欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手）

-----

113ベン・シェルトン（アメリカ）[13] vs 114ロレンツォ・ソネゴ（イタリア）

120ステファノス・チチパス（ギリシャ）[20] vs 119トマス マルティン・エチェベリ（アルゼンチン）

-----

121ジョバンニ・エムペシ ペリカール（フランス）[31] vs 122ジズー・ベルグス（ベルギー）

128カルロス・アルカラス（スペイン）[2] vs 127錦織圭（日本／ユニクロ）