シングルス決勝はクリスティアンとジョイントのノーシード対決に [WTAラバト]

写真は2024年フレンチ・オープンでのジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ラーラ・メリヤム王女殿下グランプリ」(WTA250/モロッコ・ラバト/5月19~24日/賞金総額27万5094ドル/クレーコート)の女子シングルス準決勝が行われ、ジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)とマヤ・ジョイント(オーストラリア)がタイトルをかけて初対決することになった。

 クリスティアンが第2シードのカミラ・オソリオ(コロンビア)に6-7(6) 6-4 6-4で逆転勝利をおさめ、ジョイントは第1セットを6-4で先取したあとアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)が腹筋の問題を理由に棄権したため勝利が決まった。

 3月にプエルト バヤルタ(WTA125/ハードコート)でキャリア最大のタイトルを獲得した26歳のクリスティアンは、2021年11月のリンツ(WTA250/室内ハードコート)以来となるキャリア2度目のツアー決勝進出を果たした。

 ツアーレベルでプレーするのが11大会目となる19歳のジョイントは、1月のホバート(WTA250/ハードコート)で4強入りしたのがこれまでの最高成績だった。

 ダブルスは決勝が行われ、ジョイント/オクサーナ・カラシニコワ(ジョージア)がアンジェリカ・モラテッリ/カミラ・ロザテロ(ともにイタリア)とのノーシード対決を6-3 7-5で制して栄冠に輝いた。ジョイントにとって、キャリア初のツアー優勝となった。

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写真◎Getty Images

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