サバレンカが僅か1ゲームしか落とさずセンターコートのオープニングマッチに快勝 [フレンチ・オープン]

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)が開幕し、センターコートのオープニングマッチとなる女子シングルス1回戦で第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)がカミラ・ラヒモワ(ロシア)を6-1 6-0で下して好スタートを切った。

 1ゲームしか落とさず第1セットを先取したサバレンカは第2セット3-0から2つのブレークポイントを凌いでキープし、サービング・フォー・ザ・マッチで迎えた最初のマッチポイントをものにして60分で快勝した。

 今季のクレーコート前哨戦3大会でプレーしたサバレンカは、5月のマドリッドでタイトルを獲得するなど11勝2敗と好成績を残した。

「初戦は常に難しい。彼女(ラヒモワ)はよき友人でもあるからやり難さはあったけど、次のラウンドに勝ち進めてうれしい」とサバレンカは試合後のオンコートインタビューで語った。

 デイセッション終了後に予定されている『キング・オブ・クレー(クレーコートの王者)』の異名でテニス界で一時代を築いたラファエル・ナダル(スペイン)の功績を称えるセレモニーがあることについて聞かれたサバレンカは、「ラファ(ナダル)について聞かれてまず頭に浮かぶのは、彼が本当に努力家ということだわ」と話した。

「彼が成し遂げたことはすべて努力の結晶であり、私や多くの若い選手たちにとって大きなインスピレーションになっている。だから彼がお手本になってくれていることに心から感謝している」

 大会初優勝を目指すサバレンカは次のラウンドで、予選勝者のルクレツィア・ステファニーニ(イタリア)を6-4 6-4で破って勝ち上がったジル・タイヒマン(スイス)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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