クレーコート初タイトルを引っ提げて挑んだ大坂なおみは世界10位バドーサに対する1回戦で激闘の末に逆転負け [フレンチ・オープン]

写真は大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、世界ランク49位の大坂なおみ(フリー)は第10シードのパウラ・バドーサ(スペイン)に7-6(1) 1-6 4-6で逆転負けを喫した。

 5-6からブレークバックした末にもつれ込んだタイブレークを制して第1セットを先取した大坂は1ゲームしか取れずに第2セットを取り返され、第3セット0-2から巻き返したバドーサが5-4からのサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして2時間21分で競り勝った。

 同大会に2年連続8度目の出場となる27歳の大坂は、3度の3回戦進出(2016年、18~19年)がこれまでの最高成績。産休から復帰後2度目のグランドスラム参戦だった昨年は2回戦で大会2連覇中だったイガ・シフィオンテク(ポーランド)を第3セット5-2と追い詰めたが、最後の5ゲームを連取されて6-7(1) 6-1 5-7で惜敗した。

 両者は今回が初顔合わせ。今季の大坂はクレーコート前哨戦3大会でプレーし、サン マロ(WTA125/クレーコート)で産休から復帰後の初優勝を飾るなど8勝2敗の好成績で本番を迎えていた。

 昨年1月に第一子となる娘の出産を経て復帰した元世界ナンバーワンの大坂は2024年シーズンにビリージーンキングカップとオリンピックを含む19大会でプレーし、22勝18敗(予選を含む)の戦績を残した。

 バドーサは2回戦で、マッカートニー・ケスラー(アメリカ)とエレナ ガブリエラ・ルース(ルーマニア)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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