地元フランス期待のフィスがジャリーを倒して本戦初勝利「いい試合だった」 [フレンチ・オープン]

写真は本戦初勝利を挙げたアルトゥール・フィス(フランス)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、第14シードのアルトゥール・フィス(フランス)がニコラス・ジャリー(チリ)を6-3 6-4 6-7(6) 6-3で倒して本戦初勝利を挙げた。

 同大会に5年連続出場(2021年と22年の予選敗退を含む)となるフィスは、一般の部に初参戦だった2021年に予選で1勝した以外は単複5試合をプレーして未勝利だった。

 ワンブレークずつで2セットを連取したフィスはすべてサービスキープで進んだ第3セットをタイブレークの末に落としたが、第4セットで3-0とリードすると残りのサービスゲームをきっちりキープして3時間23分で試合を締めくくった。

「ロラン・ギャロスでは(本戦で)一度も勝っていなかったから、いい試合だった」とフィスは試合後に語った。

「フィジカル的には出だしよりも最後のほうがいい状態だった。だんだんよくなっていった。第3セットは少しレベルが落ちてしまったけど、調子は悪くなかった。回復と練習の時間があるから、調整してうまくいかなかった部分を修正するよ」

 フィスは次のラウンドで、カミーロ・ウーゴ カラベリ(アルゼンチン)を6-4 6-1 7-5で破って勝ち上がったジャウメ・ムナール(スペイン)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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