内島萌夏との日本人対決を制した日比野菜緒が予選からマッチ4連勝、シングルスでは2021年ウインブルドン以来のグランドスラム本戦勝利 [フレンチ・オープン]

写真は予選2回戦での日比野菜緒(ブラス)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の女子シングルス1回戦で日比野菜緒(ブラス)が内島萌夏(安藤証券)との同胞対決を6-1 7-5で制し、今大会の日本勢による本戦初勝利を挙げた。試合時間は1時間22分。

 予選3試合を勝ち抜いてきた日比野が四大大会のシングルス本戦で勝ち星を挙げたのは、2021年ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)以来でキャリア7度目となる。

 同大会に10年連続出場(2018~19年、22年の予選敗退を含む)となる30歳の日比野は、2020年と21年にシングルス本戦で1勝ずつをマーク。ダイレクトインだった昨年は、1回戦でベルナルダ・ペラ(アメリカ)に2-6 0-6で敗れていた。

 この結果で日比野は、内島との対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2023年8月にスタンフォード(WTA125K/ハードコート)の2回戦で一度顔を合わせており、日比野の途中棄権(内島から7-5 2-0)で内島が勝っていた。

 日比野は2回戦で、第23シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)とヘイリー・バティスト(アメリカ)の勝者と対戦する。

 内島は青山修子(フリー)とのペアでダブルスにもエントリーしており、初戦の相手はポリーナ・クデルメトワ(ロシア)/ゼイネップ・ソンメズ(トルコ)となっている。

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写真◎Getty Images

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