世界5位ドレイパーが出場3年目で大会初勝利 [フレンチ・オープン]

写真はジャック・ドレイパー(イギリス)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、第5シードのジャック・ドレイパー(イギリス)がマッティア・ベルッチ(イタリア)を3-6 6-1 6-4 6-2で退け大会初勝利を挙げた。試合時間は2時間35分。

 同大会に3年連続出場となる23歳のドレイパーは、ロラン・ギャロスが四大大会で唯一未勝利だった。ノーシードだった昨年は、1回戦でイェスパー・デ ヨング(オランダ)に5-7 4-6 7-6(3) 6-3 3-6で敗れていた。

 3月にインディアンウェルズでキャリア最大のタイトルを獲得したドレイパーはトップ10デビューを果たし、過去最高のシード順位でグランドスラム大会に臨んでいる。

 ドレイパーは次のラウンドで、ウーゴ・デリエン(ボリビア)を4-6 3-6 6-1 7-6(4) 6-1で破って勝ち上がった38歳のガエル・モンフィス(フランス)と対戦する。

 そのほかの試合では第17シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)、フラビオ・コボッリ(イタリア)、マッテオ・アルナルディ(イタリア)、ジョアン・フォンセカ(ブラジル)、コランタン・ムーテ(フランス)、アダム・ウォルトン(オーストラリア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したピエール ユーグ・エルベール(フランス)、予選勝者のエンリケ・ロチャ(ポルトガル)が2回戦に駒を進めた。

 アルナルディが第29シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)に5-7 2-6 6-3 6-4 6-2で逆転勝利をおさめ、18歳のフォンセカは第30シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド)を6-2 6-4 6-2で倒してそれぞれシードダウンを演じた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)

大会3日目◎5月27日|主な試合結果

男子シングルス1回戦

○9アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[17] 6-4 4-6 6-3 6-1 ●10ロイド・ハリス(南アフリカ)[Q]

○12アダム・ウォルトン(オーストラリア)7-6(3) 4-6 6-3 2-6 6-2 ●11マクシミリアン・マルテレル(ドイツ)[Q]

○22エンリケ・ロチャ(ポルトガル)[Q] 7-6(0) 2-6 7-6(9) 2-6 6-2 ●21ニコラス・バシラシビリ(ジョージア)[Q]

○26ジョアン・フォンセカ(ブラジル)6-2 6-4 6-2 ●25フベルト・フルカチュ(ポーランド)[30]

○27ピエール ユーグ・エルベール(フランス)[WC] 7-5 3-6 4-6 7-5 6-2 ●28バンジャマン・ボンジ(フランス)

-----

○29ガエル・モンフィス(フランス)4-6 3-6 6-1 7-6(4) 6-1 ●30ウーゴ・デリエン(ボリビア)

○32ジャック・ドレイパー(イギリス)[5] 3-6 6-1 6-4 6-2 ●31マッティア・ベルッチ(イタリア)

○38フラビオ・コボッリ(イタリア)6-2 6-1 6-3 ●37マリン・チリッチ(クロアチア)[LL]

○39マッテオ・アルナルディ(イタリア)5-7 2-6 6-3 6-4 6-2 ●40フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)[29]

○61コランタン・ムーテ(フランス)6-3 7-6(6) 6-3 ●62クレメン・タブール(フランス)[Q]

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles