ガウフが前年のジュニア部門単複2冠に輝いた18歳バレントバの挑戦を退け3回戦へ [フレンチ・オープン]

写真はココ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第2シードのココ・ガウフ(アメリカ)が予選勝者のテレサ・バレントバ(チェコ)を6-2 6-4で倒してベスト32に進出した。試合時間は1時間15分。

 昨年のジュニア部門で単複2冠に輝いた18歳のバレントバは今大会がグランドスラム一般の部に初挑戦だったが、1回戦で第3セット2-5から最後の5ゲームを連取する逆転劇(4-6 6-3 7-5)を演じて本戦白星デビューを飾っていた。

 同大会に7年連続出場(2019年の予選敗退を含む)となる21歳のガウフは、2022年の準優勝がこれまでの最高成績。第3シードで臨んだ昨年は準決勝でイガ・シフィオンテク(ポーランド)に2-6 4-6で敗れ、3年連続で同じ相手に異なるラウンドでストレート負けを喫していた。

 昨年11月に女子トップ8によるエリート大会「WTAファイナルズ」(サウジアラビア・リヤド/室内ハードコート)で初タイトルを獲得したガウフはクレーコートの前哨戦3大会でプレーし、WTA1000大会のマドリッドとローマで準優勝を飾るなど11勝3敗の好成績を残した。

 ガウフは次のラウンドで、ソナイ・カルタル(イギリス)を6-1 6-4で破って勝ち上がったマリー・ブーズコバ(チェコ)と対戦する。

 そのほかの試合では第7シードのマディソン・キーズ(アメリカ)、第10シードのパウラ・バドーサ(スペイン)、第17シードのダリア・カサキナ(オーストラリア)、2020年大会準優勝者で第31シードのソフィア・ケニン(アメリカ)、ジェシカ・ボウサス マネイロ(スペイン)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したエルサ・ジャクモ(フランス)とロイ・ボワソン(フランス)が3回戦に駒を進めた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者

大会5日目◎5月29日|主な試合結果

女子シングルス2回戦

○73ダリア・カサキナ(オーストラリア)[17] 6-4 6-2 ●75レオリア・ジャンジャン(フランス)[WC]

○80パウラ・バドーサ(スペイン)[10] 3-6 6-4 6-4 ●77エレナ ガブリエラ・ルース(ルーマニア)

○83エルサ・ジャクモ(フランス)[WC] 6-2 6-7(4) 6-1 ●82アリシア・パークス(アメリカ)

○87ロイ・ボワソン(フランス)[WC] 6-1 6-2 ●86アンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)

-----

○97マディソン・キーズ(アメリカ)[7] 6-1 6-3 ●100ケイティ・ブルター(イギリス)

○104ソフィア・ケニン(アメリカ)[31] 7-6(5) 6-4 ●102ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)

○111ジェシカ・ボウサス マネイロ(スペイン)6-4 4-6 7-5 ●110ロビン・モンゴメリー(アメリカ)

○128ココ・ガウフ(アメリカ)[2] 6-2 6-4 ●126テレサ・バレントバ(チェコ)[Q]

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles