セットカウント1-2の劣勢を覆したルーネがアリスに2試合連続のフルセット勝利「ブレークするのが難しかった」 [フレンチ・オープン]

写真は劣勢を覆して3回戦を突破したオルガ・ルーネ(デンマーク)、後ろは敗れたカンタン・アリス(フランス)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の男子シングルス3回戦で、第10シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)がカンタン・アリス(フランス)を4-6 6-2 5-7 7-5 6-2で倒してベスト16に進出した。

 セットカウント1-2と追い込まれたルーネは4-5の敗戦からあと2ポイントというところから3ゲームを連取して第4セットをもぎ取り、第5セットで相手のサービスゲームを2度破って3時間19分で勝利を決めた。

「今日のコンディションは彼(アリス)に有利だったと思う。とても暑く、ボールが速くなっていた。ブレークするのが難しかった」とルーネは試合を振り返った。

「最後はよりのびのびとプレーし、とにかく自分のショットを打ち込んでいこうとしたんだ」

 ふたりは昨年7月にウインブルドンの3回戦で一度対決しており、アリスは6-1 7-6(4) 4-6 6-7(4) 1-6で逆転負けを喫していた。

「後悔はない。ウインブルドンと同じような結果になった。前半は僕が優勢だったけど、彼(ルーネ)が巻き返した」とアリスは試合後に語った。

「ある場面でミスをしてしまったことを悔やむことはできるけど、全体的に見れば自分のプレーには満足している」

 ルーネは次のラウンドで、マリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)を4-6 6-4 6-3 6-2で破って勝ち上がった第8シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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