ガウフが過去2敗のブーズコバからグランドスラム3回戦の舞台で初勝利、キーズは新旧全豪女王対決でケニンに辛勝 [フレンチ・オープン]

写真はココ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の女子シングルス3回戦で、第2シードのココ・ガウフ(アメリカ)がマリー・ブーズコバ(チェコ)を6-1 7-6(3)で振りきりベスト16に進出した。試合時間は1時間45分。

 ふたりは過去2戦してガウフは連敗しており、クレーコートでも2023年5月にローマ(WTA1000)の3回戦で一度プレーしてブーズコバが4-6 6-2 6-2で勝っていた。

 同大会に7年連続出場(2019年の予選敗退を含む)となる21歳のガウフは、2022年の準優勝がこれまでの最高成績。第3シードで臨んだ昨年は準決勝でイガ・シフィオンテク(ポーランド)に2-6 4-6で敗れ、3年連続で同じ相手に異なるラウンドでストレート負けを喫していた。

 昨年11月に女子トップ8によるエリート大会「WTAファイナルズ」(サウジアラビア・リヤド/室内ハードコート)で初タイトルを獲得したガウフはクレーコートの前哨戦3大会でプレーし、WTA1000大会のマドリッドとローマで準優勝を飾るなど11勝3敗の好成績を残した。

 ガウフは次のラウンドで、同胞のベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を6-2 6-2で破って勝ち上がった第20シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)と対戦する。

 そのほかの試合では第7シードのマディソン・キーズ(アメリカ)が2020年大会準優勝者で第31シードのソフィア・ケニン(アメリカ)との新旧全豪女王対決を4-6 6-3 7-5で制し、ヘイリー・バティスト(アメリカ)はジェシカ・ボウサス マネイロ(スペイン)を7-6(4) 6-1で退け、勝ち上がった両者が4回戦で対決することになった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

大会7日目◎5月31日|主な試合結果

女子シングルス3回戦

○97マディソン・キーズ(アメリカ)[7] 4-6 6-3 7-5 ●104ソフィア・ケニン(アメリカ)[31]

○106ヘイリー・バティスト(アメリカ)7-6(4) 6-1 ●111ジェシカ・ボウサス マネイロ(スペイン)

○120エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)[20] 6-2 6-2 ●115ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)

○128ココ・ガウフ(アメリカ)[2] 6-1 7-6(3) ●122マリー・ブーズコバ(チェコ)

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写真◎Getty Images

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