3つのマッチポイントを凌いだキーズが新旧全豪女王対決の3回戦でケニンに逆転勝利「今日を乗り越えることができてよかった」 [フレンチ・オープン]

写真は試合後に握手を交わすマディソン・キーズ(アメリカ/右)とソフィア・ケニン(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の女子シングルス3回戦で、第7シードのマディソン・キーズ(アメリカ)が2020年大会準優勝者で第31シードのソフィア・ケニン(アメリカ)との新旧全豪女王対決を4-6 6-3 7-5で制してベスト16進出を決めた。

 ワンブレークずつでセットを分け合ったあとキーズは第3セット1-3からブレークバックに成功し、4-5から3つのマッチポイントを凌いでキープすると続く2ゲームを連取して2時間20分で勝利をもぎ取った。

 1月のオーストラリアン・オープンでグランドスラム初制覇を果たしたキーズは、四大大会での連勝を「10」に伸ばした。

「言うまでもなく本当に厳しい試合だった。ケニンは凄くいいプレーをしていたと思う。あのマッチポイントを凌ぐためにとにかく全力を尽くそうとした。取られるにしても自分からポイントを与えないようにしたいと思っていたの」とキーズは試合を振り返った。

「少し主導権を握られ過ぎていた。だからラリーでは少し後ろに下がってしっかり振り抜き、彼女のサービスでは相手を動かそうとした。今日を乗り越えることができてよかったわ」

 キーズは次のラウンドで、ジェシカ・ボウサス マネイロ(スペイン)を7-6(4) 6-1で破って勝ち上がった同胞のヘイリー・バティスト(アメリカ)と対戦する。

 23歳のバティストはツアー初挑戦だった2019年7月のワシントンDC1回戦でキーズに7-6(4) 6-2で勝っており、その後2連敗中だが昨年3月のインディアンウェルズ2回戦では接戦(キーズが6-4 4-6 7-6(4)で勝利)を演じていた。

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写真◎Getty Images

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