パリ五輪金メダリストのジェン・チンウェンがサムソノワを2時間47分のフルセットで退け初の準々決勝進出 [フレンチ・オープン]

写真はジェン・チンウェン(中国)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の女子シングルス4回戦で、第8シードのジェン・チンウェン(中国)が第19シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)を7-6(5) 1-6 6-3で振りきり初のベスト8進出を果たした。試合時間は2時間47分。

 グランドスラム本戦でプレーするのが14回目となるジェンが同ラウンドで勝ち星を挙げたのは、昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)以来でキャリア4度目(1敗)となる。

 昨年8月にパリ五輪(フランス・パリ/クレーコート)で金メダルに輝いたジェンは、同会場での連勝を「10」に伸ばした。

 同大会に4年連続出場となる22歳のジェンは、初参戦だった2022年に4回戦まで勝ち進んだのがこれまでの最高成績だった。第7シードで臨んだ昨年は、3回戦でエリナ・アバネシアン(アルメニア)に6-3 3-6 6-7(6-10)で逆転負けを喫していた。

 ふたりはこれが7度目の対決だったが、サムソノワは3敗目を喫した。ツアー決勝では2022年9月に東京(WTA500/ハードコート)で顔を合わせ、サムソノワが7-5 7-5で勝っていた。

 今大会でのジェンは1回戦で2021年大会準優勝者のアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を6-4 6-3で、2回戦でエミリアーナ・アランゴ(コロンビア)を6-2 6-3で、3回戦では予選から勝ち上がってきた18歳のビクトリア・エムボコ(カナダ)を6-3 6-4で破って16強入りを決めていた。

 ジェンは準々決勝で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と第16シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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