アルカラスがシェルトンとの4回戦も4セットで克服 [フレンチ・オープン]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の男子シングルス4回戦で、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第13シードのベン・シェルトン(アメリカ)を7-6(8) 6-3 4-6 6-4で振りきりベスト8に進出した。

 長いタイブレークを制して第1セットを先取したアルカラスは初のブレークに成功して第2セット取ったあと第3セットを落としたが、第4セットで3-1とリードを奪うと残りのサービスゲームをきっちりキープして3時間19分で試合を締めくくった。

 前哨戦のローマ(ATP1000/クレーコート)で今季3勝目を挙げて今大会を迎えているアルカラスは、連勝を「10」に伸ばした。

 同大会に6年連続出場(2020年の予選敗退を含む)出場となる22歳のアルカラスは、昨年の大会でタイトルを獲得。第3シードから勝ち進んだアルカラスは決勝でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を6-3 2-6 5-7 6-1 6-2で倒し、四大大会で3度目の栄冠に輝いた。

 ふたりはこれが3度目(レーバー・カップを含む)の対決だったが、シェルトンは3連敗を喫した。アルカラスは初黒星を喫した。ATPポイントの付く大会では2023年8月にトロント(ATP1000/ハードコート)の2回戦で顔を合わせ、アルカラスが6-3 7-6(3)で勝っていた。

 今大会でのアルカラスは1回戦で予選勝者のジュリオ・ゼッピエーリ(イタリア)を6-3 6-4 6-2で、2回戦でファビアン・マロジャン(ハンガリー)を6-1 4-6 6-1 6-2で、3回戦ではダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)を6-1 6-3 4-6 6-4で破って16強入りを決めていた。

 アルカラスは次のラウンドで、第12シードのトミー・ポール(アメリカ)と対戦する。ポールは4回戦で、第25シードのアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)を6-3 6-3 6-3で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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