2015年大会ジュニアの部優勝者ポールがポプリンを退けグランドスラム2大会連続のベスト8進出 [フレンチ・オープン]

写真はトミー・ポール(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の男子シングルス4回戦で、第12シードのトミー・ポール(アメリカ)が第25シードのアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)を6-3 6-3 6-3で下してベスト8に進出した。試合時間は1時間51分。

 グランドスラム本戦でプレーするのが23回目となるポールが同ラウンドで勝ち星を挙げたのは、1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)に続いてキャリア4度目(3敗)となる。

 同大会に7年連続8度目の出場となる28歳のポールは、昨年の大会で3回戦に進出したのがこれまでの最高成績だった。1年前に第14シードから初めて2試合を勝ち抜いたポールは、3回戦でフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)に6-3 1-6 4-6 3-6で敗れていた。

 クレーコートの前哨戦3大会でプレーしたポールは、5月のローマ(ATP1000)で4強入りするなど8勝3敗の戦績を残した。

 ふたりはこれがツアーレベルで3度目の対決だったが、ポールが2勝1敗と勝ち越した。昨年は6月にスヘルトーヘンボス(ATP250/グラスコート)の2回戦で顔を合わせ、ポールが5-7 6-4 6-3で勝っていた。

 今大会でのポールは1回戦でラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のエルマー・ムラー(デンマーク)を6-7(5) 6-2 6-3 6-1で、2回戦でマートン・フチョビッチ(ハンガリー)を4-6 2-6 6-3 7-5 6-4で、3回戦では第24シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)を6-3 3-6 7-6(7) 3-6 6-3で破って初の16強入りを決めていた。

 2015年大会のジュニア部門で優勝した実績を持つポールは準々決勝で、タイトル防衛を目指す第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)と第13シードのベン・シェルトン(アメリカ)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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