シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」（フランス・パリ／本戦5月25日～6月8日／クレーコート）のジュニア男子シングルス2回戦で、第13シードの田畑遼（むさしの村ローンテニスクラブ）がワイルドカード（主催者推薦枠）で出場したミカエル・カウク（フランス）を6-3 6-2で下してベスト16進出を決めた。試合時間は1時間21分。

　今回が3度目のジュニアグランドスラム参戦となる17歳の田畑は過去2大会で単複4試合をプレーして未勝利だったが、2日目に行われた1回戦でドミニク・モセイチュク（アメリカ）を6-4 6-4で倒して初勝利を挙げていた。

　ジュニア世界ランク16位（5月26日付）の田畑は次のラウンドで、ティス・ブーガード（オランダ）を4-6 6-0 6-4で破って勝ち上がった第4シードのジャック・ケネディ（アメリカ）と対戦する。

　ダブルスでは第4シードのヤニック テオドール・アレクサンドレスク（ルーマニア）／田畑がティモフェイ・デレパスコ（ロシア）／ルイス グト・ミゲル（ブラジル）を6-2 7-5で退け8強入りを決めたが、チェン・クアンショウ／川西飛生（台湾／湘南工科大学附属高校）は1回戦で全豪ジュニア準優勝ペアのオニェン・ミリッチ（セルビア）／イゴール・プレシフツェフ（ロシア）に6-7(3) 3-6で敗れた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、WCはワイルドカード（主催者推薦枠）

大会10日目｜6月3日◎男子ジュニアの部

ジュニア男子シングルス2回戦◎試合結果｜日本人選手

○24田畑遼（日本／むさしの村ローンテニスクラブ）[13] 6-3 6-2 ●22ミカエル・カウク（フランス）[WC]

ジュニア男子ダブルス2回戦◎試合結果｜日本人選手

○9ヤニック テオドール・アレクサンドレスク／田畑遼（ルーマニア／むさしの村ローンテニスクラブ）[4] 6-2 7-5 ●11ティモフェイ・デレパスコ／ルイス グト・ミゲル（ロシア／ブラジル）

ジュニア男子ダブルス1回戦◎試合結果｜日本人選手

●28チェン・クアンショウ／川西飛生（台湾／湘南工科大学附属高校）6-7(3) 3-6 ○27オニェン・ミリッチ／イゴール・プレシフツェフ（セルビア／ロシア）

ジュニア男子シングルス3回戦◎組み合わせ｜日本人選手

24田畑遼（日本／むさしの村ローンテニスクラブ）[13] vs 17ジャック・ケネディ（アメリカ）[4]

ジュニア男子ダブルス準々決勝◎組み合わせ｜日本人選手

9ヤニック テオドール・アレクサンドレスク／田畑遼（ルーマニア／むさしの村ローンテニスクラブ）[4] vs 14ティロ・バーマン／ニキータ・ビロゼルツェフ（オーストリア／ウクライナ）と16オリバー・ボンディング／ジャガー・リーチ（イギリス／アメリカ）[8]の勝者