今大会でジュニアグランドスラム初勝利の田畑遼がシングルス4試合を勝ち抜き準決勝に進出 [フレンチ・オープン]

写真はジュニア男子シングルス準決勝に進出した田畑遼(むさしの村ローンテニスクラブ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)のジュニア男子シングルス準々決勝で、第13シードの田畑遼(むさしの村ローンテニスクラブ)が第11シードのアレクサンダル・バシレフ(ブルガリア)を6-3 7-6(5)で振りきりベスト4進出を果たした。

 第1セットを先取した田畑は2度先行されながらもその都度追いついたあと5-4からのレシーブゲームで30-40のチャンスをものにできなかったが、もつれ込んだタイブレークで6-3とリードすると合計4度目のマッチポイントでダウン・ザ・ラインにフォアハンドのウィナーを決めて1時間32分で勝利を決めた。

 今回が3度目のジュニアグランドスラム参戦となる17歳の田畑は過去2大会で単複4試合をプレーして未勝利だったが、今大会の1回戦でドミニク・モセイチュク(アメリカ)を6-4 6-4で下して初勝利を挙げていた。

 ジュニア世界ランク16位(5月26日付)の田畑は次のラウンドで、第7シードのヤニック テオドール・アレクサンドレスク(ルーマニア)を7-5 6-2で破って勝ち上がったニールス・マクドナルド(ドイツ)と対戦する。

 アレクサンドレスクとのペアで参戦しているダブルスでも勝ち残っている田畑は、同日に第8シードのオリバー・ボンディング(イギリス)/ジャガー・リーチ(アメリカ)に対する準々決勝を戦う予定になっている。

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写真◎Getty Images

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