6年ぶり出場のズベレフが2015年以来のマッチ2勝目、17歳エンゲルはシード撃破で初のツアー8強入り [ATPシュツットガルト]

写真はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ボス・オープン」(ATP250/ドイツ・バーデン ヴュルテンベルク州シュツットガルト/6月9~15日/賞金総額75万1630ユーロ/グラスコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がコランタン・ムーテ(フランス)を6-2 7-6(7)で振りきりベスト8に進出した。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ズベレフはこの試合がグラスコートシーズン初戦だった。地元ドイツのズベレフは同大会に6年ぶり4度目の出場となるが、2015年以来となるマッチ2勝目(シングルス)を挙げた。

 2-0から2-2に追いつかれたあと4ゲームを連取して第1セットを先取したズベレフは第2セット4-3からブレークバックを許したが、もつれ込んだタイブレークで迎えた2度目のマッチポイントをものにして1時間51分で勝利を決めた。

 ズベレフは次のラウンドで、19歳のラーナー・ティエン(アメリカ)との同胞対決を7-6(5) 6-3で制して勝ち上がった第6シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では第4シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)がジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)を6-4 6-4で退け、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したジャスティン・エンゲル(ドイツ)は第7シードのアレックス・ミケルセン(アメリカ)を6-4 6-4で倒し、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

 昨年10月のアルマトイ(ATP250/室内ハードコート)でATPツアー白星デビューを飾った17歳のエンゲルがツアーレベルでプレーするのは4大会目となるが、シングルスで初の8強入りを果たした。

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写真◎Getty Images

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