アルカラスが同胞ムナールに対する2回戦で3時間23分の辛勝「苦しい瞬間が何度もあった」 [ATPロンドン]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「HSBC選手権」(ATP500/イギリス・ロンドン/6月16~22日/賞金総額252万2220ユーロ/グラスコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が同胞のジャウメ・ムナール(スペイン)に6-4 6-7(7) 7-5で競り勝ちベスト8進出を決めた。

 第3ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したアルカラスはすべてサービスキープで進んだ第2セットをタイブレーク6-4から挽回されて取り返されたが、第3セット2-4から巻き返した末に3時間23分で勝利をもぎ取った。

 クレーコートシーズンのローマとフレンチ・オープンで優勝を飾ったアルカラスは、連勝を「15」に伸ばした。

「メンタル的にもフィジカル的にも苦しい瞬間が何度もあった。とにかく戦い続けた。諦めなかったのが勝因だと思う」とアルカラスは激闘を振り返った。

「精神的には参っていたけど、何とか食らいついていった。目の前のポイントに取り組み、第1セットから最高のプレーをしようと考えていた」

 2023年大会チャンピオンのアルカラスは次のラウンドで、ライリー・オペルカ(アメリカ)を7-5 7-6(3)で破って勝ち上がったラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のアルトゥール・リンデルネック(フランス)と対戦する。

 そのほかの試合ではイリ・ラフェチュカ(チェコ)が前週のスヘルトーヘンボスでツアー初タイトルを獲得したガブリエル・ディアロ(カナダ)を6-4 6-2で退け、ジェイコブ・ファーンリー(イギリス)は予選勝者のコランタン・ムーテ(フランス)を6-3 2-6 6-2で倒し、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

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写真◎Getty Images

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