ケスラーがイエストレムスカを倒して今季2勝目「凄く興奮している」 [WTAノッティンガム]

写真は今季2勝目を挙げたマッカートニー・ケスラー(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「LEXUSノッティンガム・オープン」(WTA250/イギリス・ノッティンガム/6月16~22日/賞金総額27万5094ドル/グラスコート)の女子シングルス決勝で、マッカートニー・ケスラー(アメリカ)がダイアナ・イエストレムスカ(ウクライナ)を6-4 7-5で倒して今季2勝目を挙げた。

 25歳のケスラーがWTAツアーでタイトルを獲得したのは、1月のホバート(WTA250/ハードコート)以来でキャリア3度目(シングルスのみ、準優勝1回)となる。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したケスラーは第2セット5-4からブレークバックを許したが、続く2ゲームを連取して1時間34分で勝利を決めた。

 イエストレムスカは第2セット3-5の場面で0-40のピンチを凌いでキープしたあとブレークバックに成功したが、最終的にケスラーが合計6度目のチャンピオンシップポイントをものにして試合を締めくくった。

 まだ10代だった2019年シーズンまでにツアー3勝を挙げたイエストレムスカは2月のリンツでも準優勝に終わっており、2020年以降のツアー決勝で4連敗となった。

「新たなタイトルを獲ることができて凄く興奮している。また決勝に進出し、素晴らしい1週間を過ごすことができた」とケスラーは表彰式のスピーチで話した。

「彼女(イエストレムスカ)は本当に厳しい相手で、3試合プレーしたけど全部が接戦だった。いい1週間を送った彼女を祝福したい」

 続いて行われたダブルス決勝では、第3シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)/ラウラ・シグムンド(ドイツ)が第4シードのアンナ・ダニリナ(カザフスタン)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)を6-3 6-2で下して同ペアでの初優勝を飾った。


(右から)女子ダブルス優勝のラウラ・シグムンド(ドイツ)、ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)、準優勝のアンナ・ダニリナ(カザフスタン)、柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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