19歳ジョイントが2回戦でラドゥカヌに逆転勝利「本当に大変だった」 [WTAイーストボーン]

写真はマヤ・ジョイント(オーストラリア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「LEXUSイーストボーン・オープン」(WTA250/イギリス・イーストボーン/6月23~28日/賞金総額38万9000ドル/グラスコート)の女子シングルス2回戦で、19歳のマヤ・ジョイント(オーストラリア)が第8シードのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)に4-6 6-1 7-6(4)で逆転勝利をおさめて8強入りを決めた。

 ワンブレーク差で第1セットを落としたジョイントは1ゲームしか落とさず第2セットを取り返し、第3セット5-2から5-5に追いつかれた末にも取れ込んだタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをセンターへのサービスエースでものにして2時間33分で競り勝った。

 ツアーレベルのグラスコートでプレーするのが2大会目のジョイントは、1回戦で2022年&23年ウインブルドン準優勝者のオンス・ジャバー(チュニジア)を7-5 6-2で倒して初勝利を挙げていた。

「今日の試合は本当に大変だった。アップダウンが多く、流れが行ったり来たりしていた。でも最後まで粘り強く戦うことができて本当によかった。最高の雰囲気だった」とジョイントは試合を振り返った。

「私はアグレッシブなプレーヤーで、バックハンドを使うのが好きなの。どのサーフェスでもプレーできるよう学ぼうとしているわ」

 ジョイントは次のラウンドで、ルル・スン(ニュージーランド)を6-3 6-3で破って勝ち上がったアンナ・ブリンコワ(ロシア)と対戦する。

 そのほかの試合ではウインブルドン女王で第2シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)、ダイアナ・イエストレムスカ(ウクライナ)、アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)に加え、アレクサンドラ・イアラ(フィリピン)、カミラ・ラヒモワ(ロシア)、バルバラ・グラチェワ(フランス)の予選勝者3人が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 第1セットを6-0で先取した2021年大会チャンピオンで第3シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)がイアラに6-0 2-6 2-3とリードされた時点で棄権したほか、ラヒモワが第6シードのペイトン・スターンズ(アメリカ)を6-3 6-4で退け、グラチェワは第8シードのレベッカ・スランコバ(スロバキア)を7-5 6-3で倒してそれぞれシードダウンを演じた。

 準々決勝ではクレイチコバがグラチェワと、イエストレムスカがイアラと、パブリウチェンコワはラヒモワと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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