20歳のイアラがフィリピン人選手として初のWTAツアー決勝進出 [WTAイーストボーン]

写真はアレクサンドラ・イアラ(フィリピン)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「LEXUSイーストボーン・オープン」(WTA250/イギリス・イーストボーン/6月23~28日/賞金総額38万9000ドル/グラスコート)の女子シングルス準決勝で、20歳のアレクサンドラ・イアラ(フィリピン)が同じ予選勝者のバルバラ・グラチェワ(フランス)を7-5 2-6 6-3で倒してツアー初優勝に王手をかけた。

 混戦の末に第1セットを先取した2-0から6ゲームを連取されて第2セットを取り返されたが、2度ずつブレークし合って迎えた第3セット3-3から最後の3ゲームを連取して2時間22分で勝利をもぎ取った。

 フィリピン人選手がWTAツアーで決勝に進出したのは初めてで、イアラはまたも母国の歴史に名を刻んだ。

「彼女がいいプレーをしているときにどうしらいいかわからず厳しい瞬間もあった。お互いにとってフィジカル的にもメンタル的にもチャレンジだった」とイアラは試合後のオンコートインタビューで語った。

「2人とも予選から勝ち上がってきたけど、彼女は本当に堅実な選手で圧倒される場面があった。だからこそ粘り強くプレーしてチャンスを待つことができたのは大きな成果だと思う」

 イアラはキャリア初のツアー決勝で、アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を7-5 6-3で破って勝ち上がった19歳のマヤ・ジョイント(オーストラリア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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