前年の準優勝者パオリーニが1回戦で逆転勝利、世界9位バドーサは地元イギリスのブルターにフルセット負け [ウインブルドン]

写真はジャスミン・パオリーニ(イタリア)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月30日~7月13日/グラスコート)の女子シングルス1回戦で、第4シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)がアナスタシア・セバストワ(ラトビア)に2-6 6-3 6-2で逆転勝利をおさめた。試合時間は1時間51分。

 同大会に5年連続8度目(2017~19年の予選敗退を含む)の出場となる29歳のパオリーニは本戦初勝利を挙げた昨年の大会でフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)に続いて決勝に進出し、バーボラ・クレイチコバ(チェコ)に2-6 6-2 4-6で敗れはしたが準優勝を飾った。

 グラスコートの前哨戦2大会でプレーしたパオリーニは、ベルリン(WTA500)で初戦敗退を喫するなど2勝2敗の戦績で本番を迎えている。

 パオリーニは次のラウンドで、日本の伊藤あおい(SBC メディカルグループ)を5-7 6-3 6-2で破って勝ち上がったカミラ・ラヒモワ(ロシア)と対戦する。

 そのほかの試合では第24シードのエリース・メルテンス(ベルギー)、第31シードのアシュリン・クルーガー(アメリカ)、エマ・ラドゥカヌ(イギリス)、ケイティ・ブルター(イギリス)、マリー・ブーズコバ(チェコ)、アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)、元世界ナンバーワンの大坂なおみ(フリー)らが2回戦に駒を進めた。

 第9シードのパウラ・バドーサ(スペイン)は地元イギリスのブルターに2-6 6-3 4-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者

大会初日◎6月30日|主な試合結果

女子シングルス1回戦

○4マリー・ブーズコバ(チェコ)6-4 6-4 ●3ルル・スン(ニュージーランド)

○5エマ・ラドゥカヌ(イギリス)6-3 6-3 ●6ミンジー・シュー(イギリス)[WC]

○9エリース・メルテンス(ベルギー)[24] 6-4 6-2 ●10リンダ・フルビルトバ(チェコ)[Q]

○11アン・リー(アメリカ)6-3 4-6 6-1 ●12ビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)

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○18ケイティ・ブルター(イギリス)6-2 3-6 6-4 ●17パウラ・バドーサ(スペイン)[9]

○33ジャスミン・パオリーニ(イタリア)[4] 2-6 6-3 6-2 ●34アナスタシア・セバストワ(ラトビア)

○35カミラ・ラヒモワ(ロシア)5-7 6-3 6-2 ●36伊藤あおい(日本/SBC メディカルグループ)

○44ダルマ・ガルフィ(ハンガリー)3-6 6-3 7-5 ●43ハリエット・ダート(イギリス)[WC]

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○57アシュリン・クルーガー(アメリカ)[31] 6-3 6-2 ●58ミカ・ストイサビレビッチ(イギリス)[WC]

○59アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)4-6 6-3 6-2 ●60アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)

61大坂なおみ(日本/フリー)6-4 7-6(4) ●62タリア・ギブソン(オーストラリア)[Q]

63カテリーナ・シニアコバ(チェコ)延期 64ジェン・チンウェン(中国)[5]

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写真◎Getty Images

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