大坂なおみが前回敗れたシニアコバを倒して7年ぶりの3回戦進出 [ウインブルドン]

写真は大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月30日~7月13日/グラスコート)の女子シングルス2回戦で、世界ランク53位の大坂なおみ(フリー)がカテリーナ・シニアコバ(チェコ)を6-3 6-2で下して7年ぶりのベスト32進出を決めた。

 3-1から3-3に追いついかれた大坂は続く3ゲームを連取して第1セットを先取し、第2セットで相手のサービスゲームを2度破って1時間17分で快勝した。

 同大会に2年連続6度目の出場となる27歳の大坂は、2017年と18年の3回戦進出がこれまでの最高成績。ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した昨年は、2回戦でエマ・ナバーロ(アメリカ)に4-6 1-6で敗れていた。

 グラスコートの前哨戦2大会でプレーした大坂は、3試合しかこなせず(1勝2敗)本番を迎えている。

 この結果で大坂は、シニアコバとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。グランドスラム大会では2019年6月にフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の3回戦で顔を合わせ、シニアコバが6-4 6-2で勝っていた。

 今大会での大坂は1回戦で予選勝者のタリア・ギブソン(オーストラリア)を6-4 7-6(4)で破り、グラスコートシーズンマッチ2勝目を挙げていた。

 昨年1月に第一子となる娘の出産を経て復帰した元世界ナンバーワンの大坂は2024年シーズンにビリージーンキングカップとオリンピックを含む19大会でプレーし、22勝18敗(予選を含む)の戦績を残した。

 大坂は3回戦で、第31シードのアシュリン・クルーガー(アメリカ)とアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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