ポハンコバがパレハを下してノーシードからタイトルを獲得、ジュニア女子シングルスは2年連続でスロバキア人選手が優勝 [ウインブルドン]

写真はジュニア女子シングルスで優勝を飾ったミア・ポハンコバ(スロバキア/左)と準優勝のジュリエッタ・パレハ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月30日~7月13日/グラスコート)のジュニア女子シングルス決勝で、ミア・ポハンコバ(スロバキア)が第6シードのジュリエッタ・パレハ(アメリカ)を6-3 6-1で下してノーシードからチャンピオンに輝いた。

 立ち上がりの第3ゲームでブレークしたパレハは3-1とリードしたが、そこから8ゲームを連取して主導権を奪い返したポハンコバが第2セット3-1から最後の3ゲームを連取して1時間8分で勝利を決めた。

 6度目のジュニアグランドスラム参戦となる16歳のポハンコバは、1月の全豪ジュニアで4強入りしたのがシングルスでの最高成績だった。初挑戦だった昨年のウインブルドンでは予選を勝ち上がって本戦白星デビューを飾ったが、2回戦敗退に終わっていた。

 昨年の大会ではレナタ・ヤムリホバ(スロバキア)が優勝を飾っており、同種目は2年連続でスロバキア人選手が制した。

 4月にボゴタ(WTA250/クレーコート)で予選から準決勝まで勝ち進んで話題となった16歳のパレハは初めてグラスコートでプレーした前週のローハンプトン(J300)でタイトルを獲得したが、連勝は「11」でストップした。

 パレハは同胞のテア・フロディン(アメリカ)とペアを組むダブルス(第5シード)で勝ち残っており、最終日に行われる決勝で第8シードのクリスティーナ・ペニコバ(アメリカ)/ベンデュラ・バルドマンノバ(チェコ)と対戦する予定になっている。

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写真◎Getty Images

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