ボワソンがケイレンに苦しむコルパッチに辛勝で準々決勝へ「木曜日に休めるのはうれしい」 [ハンブルク・オープン]

写真はフレンチ・オープンでのルイ・ボワソン(フランス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「MSCハンブルク女子オープン」(WTA250/ドイツ・ハンブルク/7月14~20日/賞金総額27万5094ドル/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第5シードのルイ・ボワソン(フランス)がタマラ・コルパッチ(ドイツ)に6-4 6-7(3) 6-4で競り勝ちベスト8進出を決めた。

 2-4から4ゲームを連取して第1セットを先取したボワソンは一進一退の第2セットをタイブレークの末に取り返されたが、第3セット1-3から3-3に追いついた直後にサービスダウンを喫しながらも続く3ゲームを連取して2時間58分で辛勝した。

「勝つことができよかったし、木曜日に休めるのはうれしいわ」とボワソンは試合を振り返った。

 第3セット3-1からのレシーブゲームでケイレンに見舞われて立ち上がれなくなったコルパッチは治療を受けて試合を再開したがまともに動くことができず、アンダーサブやロブを駆使しながら最後まで戦い抜いた。

 第2セット終盤から脚がつり始めたと試合後に明かしたコルパッチは、「ケイレンを起こす前は凄く楽しかったし、自信もあっていいプレーができていた。特に左ふくらはぎのケイレンが酷く、ほとんど動けなかった。どうして突然起きてしまったのかわからない」と語った。

 ボワソンは次のラウンドで、ビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)とアストラ・シャルマ(オーストラリア)の勝者と対戦する。トモバは同時に行われた1回戦で、第3シードのタチアナ・マリア(ドイツ)を6-3 7-6(5)で倒す番狂わせを演じた。

 そのほかの試合ではダルマ・ガルフィ(ハンガリー)&レイレ・ロメロ ゴルマス(スペイン)&カーヤ・ユバン(スロベニア)が8強入りを決め、第1シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)と第2シードのダイアナ・イエストレムスカ(ウクライナ)は2回戦に駒を進めた。

 前回大会でチャンピオンに輝いたアランチャ・ラス(オランダ)はロメロ ゴルマスに2-6 2-6で敗れ、2回戦で姿を消した。

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写真◎Getty Images

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