ブブリクが大会デビュー戦に快勝「早めに現地入りして準備ができてよかった」 [スイス・オープン]

写真はフレンチ・オープンでのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「EFGスイス・オープン・グスタード」(ATP250/スイス・ベルン州グスタード/7月14~20日/賞金総額59万6035ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第2シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)がアレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン)を6-2 6-3で退け8強入りを決めた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ブブリクはこの試合が大会デビュー戦だった。相手のサービスゲームを破って度破って第1セットを先取したブブリクは第2セットで0-2とリードを許したが、第4ゲームでブレークバックに成功すると3-3から最後の3ゲームを連取して1時間2分で快勝した。

「ここは美しい場所だけど、テニスをしやすいコンディションじゃない。(標高が高いため)ボールがよく飛ぶから、早めに現地入りして準備ができて本当によかったよ」とブブリクは試合後のオンコートインタビューで語った。

「デビスカップのチームメイトである同胞とプレーしたから少し緊張したし、メンタル的に簡単な試合ではなかった。最後まで粘り強くプレーし、チャンスをものにすることができたから満足している」

 ブブリクは次のラウンドで、ロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)を6-1 6-4で破って勝ち上がった第7シードのフランシスコ・コメサーニャ(アルゼンチン)と対戦する。

 そのほかの試合ではフアン マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)、アルトゥール・カゾー(フランス)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したジェローム・キム(スイス)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 セルンドロが前日に第2セット4-4の時点で順延となっていた試合でから再開された試合で第6シードのダビド・ゴファン(ベルギー)に5-7 6-4 6-1で逆転勝利をおさめ、カゾーが第6シードのトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)を6-3 4-6 6-4で倒し、キムは予選勝者のフランチェスコ・パッサーロ(イタリア)に7-6(3) 7-6(3)で競り勝った。

 準々決勝ではセルンドロが第1シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)と、カゾーはキムと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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