トップシードのセルンドロ兄が準決勝へ、今季のクレーコートでアルカラスに次ぐマッチ21勝目 [ノルデア・オープン]

写真はBMWオープンでのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ノルデア・オープン」(ATP250/スウェーデン・バスタッド/7月14~20日/賞金総額59万6035ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)が第7シードのダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)を6-0 3-6 6-3で振りきりベスト4進出を決めた。

 1ゲームも落とさず第1セットを先取したセルンドロはワンブレーク差で第2セットを取り返されたが、第3セット3-3から最後の3ゲームを連取して1時間46分で勝利をもぎ取った。

 今季のクレーコートで22勝1敗のカルロス・アルカラス(スペイン)に次ぐマッチ21勝目(9敗)を挙げたセルンドロは試合後のオンコートインタビューで第1シードのプレッシャーについて聞かれ、「前向きに捉えるようにしている」と答えた。

「ここでトップシードになれたのは僕が今年にかなりいい成績を残してきたからだ。だからプレッシャーではなく賛辞として受け止めている。誰かに何かを証明しなければならない訳じゃない。ただ選手として成長し続け、できるだけ多くの試合に勝つことを目指している」

 セルンドロは次のラウンドで、第4シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)を6-0 6-2で破って勝ち上がった第6シードのルチアーノ・ダルデリ(イタリア)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、カミーロ・ウーゴ カラベリ(アルゼンチン)とイェスパー・デ ヨング(オランダ)の顔合わせとなった。第5シードのウーゴ カラベリが予選勝者のフィリップ・ミゾリッチ(オーストリア)を6-3 7-5で倒し、デ ヨングは自国の先輩で第2シードのタロン・グリークスプア(オランダ)に4-6 7-6(3) 6-3で逆転勝利をおさめた。

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写真◎Getty Images

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