セルンドロ弟が準々決勝でトップシード撃破、ルードは同大会10試合目で初黒星 [スイス・オープン]

写真はムトゥア・マドリッド・オープンでのフアン マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「EFGスイス・オープン・グスタード」(ATP250/スイス・ベルン州グスタード/7月14~20日/賞金総額59万6035ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、フアン マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)が第1シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)を6-2 1-6 6-3で倒す番狂わせを演じた。

 1ゲームしかキープできずに第1セットを落としたルードは第2セットを取り返したあと第3セットでも相手のサービスゲームを2度破って3-0とリードしたが、セルンドロが続く6ゲームを連取して2時間9分で勝利を決めた。

 同大会に3度目の出場となるルードは2021年と22年に2連覇を達成していたが、10試合目で初黒星を喫した。

「かなり厳しい試合だった。(第3セットでの)彼は僕よりもすっとアグレッシブで、簡単にリードを奪った。何とか引き離されまいとメンタル的に持ち堪え、風のせいもあって彼のミスが出て0-3から1ゲーム取ることができたんだ」とセルンドロは試合を振り返った。

「それから気が付いたら2-3になっており、ワンブレーク差になったことでもう一度自信を取り戻すことができた。そこから強気にハードヒットするようになった。それが第3セットで逆転できたカギだったと思う」

 世界ランク109位のセルンドロは次のラウンドで、ロマン アンドレス・ブルチャガ(アルゼンチン)を6-3 3-6 6-1で破って勝ち上がった予選勝者のイグナシオ・ブーゼ(ペルー)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)とアルトゥール・カゾー(フランス)の顔合わせとなった。第2シードのブブリクが第7シードのフランシスコ・コメサーニャ(アルゼンチン)を6-4 6-3で退け、デ ヨングは自国の先輩で第2シードのタロン・グリークスプア(オランダ)に7-6(3) 3-6 7-5で競り勝った。

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写真◎Getty Images

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