2024年全仏ジュニア単複2冠の18歳バレントバが第2シード撃破で初のツアー8強入り、前週のWTA125大会からマッチ7連勝 [プラハ・オープン]

写真はフレンチ・オープンでのテレサ・バレントバ(チェコ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「LIVESPORTプラハ・オープン」(WTA250/チェコ・プラハ/7月21~26日/賞金総額27万5094ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、18歳のテレサ・バレントバ(チェコ)が第2シードのレベッカ・スランコバ(スロバキア)に7-6(1) 7-5で競り勝ち初のツアー8強入りを決めた。

 3-4と4-5からブレークバックした末にもつれ込んだタイブレークを制して第1セットを先取したバレントバは第2セット4-3からサービスダウンを喫したが、4-5から最後の3ゲームを連取して2時間7分でトップ50の選手に対する初勝利をもぎ取った。

 昨年の全仏ジュニアでは単複2冠に輝いたバレントバは前週のポルト(WTA125/ハードコート)でタイトルを獲得しており、連勝を「7」に伸ばした。

 シードダウンを演じたバレントバは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したバーボラ・パリコバ(チェコ)を6-1 7-5で破って勝ち上がったラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のジェシカ・ポンシェ(フランス)と対戦する。

 そのほかの試合では第1シードのリンダ・ノスコバ(チェコ)、第4シードのワン・シンユー(中国)、第5シードのマリー・ブーズコバ(チェコ)、第9シードのアン・リー(アメリカ)、カテリーナ・シニアコバ(チェコ)、19歳のサラ・ベイレク(チェコ)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 第8シードのアリシア・パークス(アメリカ)はベイレクに6-7(9) 3-6で敗れ、2回戦でシードダウンを喫した。準々決勝ではノスコバがシニアコバと、ワンがベイレクと、ブーズコバはリーと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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