デミノーが苦闘の末にラフェチュカを退けベスト8に進出「本当に全力を尽くした」 [ATPワシントンDC]

写真は男子シングルス2回戦でのアレックス・デミノー(オーストラリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ムバダラ・シティDCオープン」(ATP500/アメリカ・ワシントンDC/7月21~27日/賞金総額239万6115ドル/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、第7シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)が第11シードのイリ・ラフェチュカ(チェコ)に7-6(4) 6-7(6) 6-4で競り勝った。

 すべてサービスキープで進んだ第1セットをタイブレークの末に先取したデミノーはワンブレークずつでふたたび突入したタイブレーク6-4から自らのダブルフォールトを含む4ポイントを連取されて第2セットを取り返されたが、第3セット5-2から5-4に追い上げられたあと2度目のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして2時間45分で勝利を決めた。

「本当に全力を尽くした。第2セットでマッチポイントがあったけど、ダブルフォールトを犯した末に負けるのは嫌だった」とデミノーは試合後に語った。

「そんなことになったら夜も眠れなくなるぞと自分に言い聞かせていた。それよりも勝つために全力を尽くしたほうがましだと考えたんだ。本当に厳しい試合だった」

 デミノーは次のラウンドで、キャメロン・ノリー(イギリス)を7-6(3) 6-3で破って勝ち上がった第14シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では第1シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)、第4シードのベン・シェルトン(アメリカ)、第6シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)、第8シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)、第12シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のコランタン・ムーテ(フランス)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 シード対決ではシェルトンが第15シードのガブリエル・ディアロ(カナダ)を6-3 6-2で下し、ティアフォーは前年の準優勝者で第9シードのフラビオ・コボッリ(イタリア)を6-1 6-4で退けた。

 準々決勝ではフリッツがダビドビッチ フォキナと、シェルトンがティアフォーと、メドベージェフはムーテと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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