ダビドビッチ フォキナが連夜のトップ10撃破でキャリア4度目のツアー決勝進出「トップ10プレーヤーに勝つのは常に特別」 [ATPワシントンDC]

写真はアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ムバダラ・シティDCオープン」(ATP500/アメリカ・ワシントンDC/7月21~27日/賞金総額239万6115ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第12シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が第4シードのベン・シェルトン(アメリカ)を6-2 7-5で倒してツアー初優勝に王手をかけた。

 2-2から2度連続で相手のサービスゲームを破って第1セットを先取したダビドビッチ フォキナは第2セット4-3からブレークバックを許したが、4-5から最後の3ゲームを連取して1時間19分で試合を締めくくった。

 前日に行われた準々決勝で第1シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)に7-6(3) 3-6 7-5で競り勝っていたダビドビッチ フォキナは、今季4度目の対トップ10勝利を挙げた。

「昨夜はかなり遅い時間に試合を終えたから体調が万全じゃないだろうと思っていたけど、ベンが相手なら長いラリーは少ないから今日は試合が長引かないとわかっていた。すべてのポイントで集中しなければならないと覚悟していた」とダビドビッチ フォキナは試合後のオンコートインタビューで語った。

「トップ10プレーヤーに勝つのは常に特別だ。昨日の試合でテイラーに第3セット2-5から逆転できたのは大きな成果だった」

 ダビドビッチ フォキナはキャリア4度目のツアー決勝で、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のコランタン・ムーテ(フランス)を6-4 6-3で破って勝ち上がった第7シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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