アンドレスクが勝利目前で足首負傷もクレイチコバを倒して初戦突破 [WTAモントリオール]

写真は2度目のマッチポイントで足首を捻ったビアンカ・アンドレスク(カナダ)を心配して駆け寄るバーボラ・クレイチコバ(チェコ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ナショナルバンク・オープン」(WTA1000/カナダ・ケベック州モントリオール/7月27日~8月7日/賞金総額515万2599ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したビアンカ・アンドレスク(カナダ)が2024年ウインブルドン女王のバーボラ・クレイチコバ(チェコ)を6-3 6-4で倒して3年ぶりの勝ち星をマークした。

 3-2からブレークに成功して第1セットを先取したアンドレスクは第2セットで0-3とリードを許したが、続く5ゲームを連取して逆転すると最初のサービング・フォー・ザ・マッチを何とかキープして1時間44分で勝利を決めた。

 最終ゲームで2度目のマッチポイントを迎えたアンドレスクは回り込んでフォアハンド打った際の着地で左足首を捻ってしまうアクシデントに見舞われたが、メディカルタイムアウトを取って再開後の2ポイントをクレイチコバのリターンミスで連取して何とか危機を乗り越えた。

 2019年大会チャンピオンのアンドレスクは次のラウンドで、第4シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 ワイルドカードを受け取ってこの日プレーしたアンドレスク以外の地元カナダ勢は18歳のビクトリア・エムボコ(カナダ)とレベッカ・マリノ(カナダ)が2回戦に駒を進めたが、マリーナ・スタクシッチ(カナダ)はジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)に6-2 2-6 2-6で逆転負けを喫した。

 そのほかの試合ではベロニカ・クデルメトワ(ロシア)、ヘイリー・バティスト(アメリカ)、ジェシカ・ボウサス マネイロ(スペイン)、カミラ・オソリオ(コロンビア)、ダニエル・コリンズ(アメリカ)、マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)、スーザン・ラメンズ(オランダ)、予選勝者の伊藤あおい(SBC メディカルグループ)、ジュ・リン(中国)が初戦を突破した。

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写真◎Getty Images

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